医療機関の経営力を再検討

 医療機関が厚生行政の政策や医療を取り巻く環境の変化に対応し続けていくためには、経営改善や経営改革を進めることが必要不可欠です。

 それにはまず、経営診断を行い、経営の現状を把握することから始めます。そして、経営における長所や改善や改革内容を明らかにし、これからどのように改善あるいは改革すべきかの対策を検討し、明確にした上で実行することです。

経営診断(経営の現状分析)の内容

経営診断による効果

 経営診断によって、「医療機関が今後取り組まなければならない課題と対策」、「より高度化するための経営の方向性や目標の設定」及び、「目標に向けての対応方法と展開計画の設定」を行うことができます。

 そして、経営の高度化に向けての対応方法と展開計画を職員全員で共有し、取組む体制を構築します。そのうえで職員はその対応方法と展開計画に基づいて実施することになり、このことが経営改善と経営の高度化を歩むことにつながっていきます。